第8話「土地と建物、所有者が違うことってあるの?」

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「家の名義を確認したから、もう大丈夫!」……本当にそうでしょうか?

「相続した実家の名義を確認したら、ちゃんと自分の名前になっていた」

ここまで確認できると、ひとまず安心したくなります。

でも、もう一つ確認しておきたいものがあります。

それが、「土地の名義」です。

「家と土地ってセットじゃないの?」と思われるかもしれませんが、土地と建物は、それぞれ別の不動産として登記されています。

そのため、

建物は自分名義なのに、土地は父の名義

といったこともあり得ます。

特に、将来その不動産を売却する可能性があるなら、建物だけでなく土地についても、現在の登記内容を確認しておくことが大切です。

土地と建物は「別々の不動産」です

例えば、一戸建ての実家をイメージしてみてください。

見た目には、

「土地+その上に建っている家=一つの実家」

ですよね。

ところが登記では、土地と建物は別々に記録されています。

土地には土地の登記があり、建物には建物の登記があります。

そのため、

  • 土地:父名義
  • 建物:自分名義

あるいは、

  • 土地:祖父名義
  • 建物:父名義

といった組み合わせになることもあります。

「この家は自分のものだから、土地も当然自分名義だろう」と思い込まず、土地と建物をそれぞれ確認することがポイントです。

どうして土地と建物の所有者が違うことがあるの?

土地と建物の所有者が異なる理由は、一つではありません。例えば、親が所有している土地に子どもが家を建てているケースもあります。

夫婦や親族間で、土地と建物の所有者が異なっていることもあります。

また、土地を借りて、その上に自分の建物を所有しているケースもあります。

そして相続によって、土地と建物それぞれの登記状況が異なっていることも考えられます。

つまり、「土地と建物の所有者が違う=間違った登記」とは限りません。もともと意図して所有者が異なっている場合もあります。

大切なのは、「現在、土地と建物がそれぞれ誰の名義になっているのか」を把握しておくことです。

「建物は自分名義だから大丈夫」とは限りません

例えば、父から実家を相続したAさん。

建物の謄本を確認すると、

所有者:Aさん

となっていました。

「ちゃんと自分名義になっている。これなら大丈夫」と思っていたところ、土地の謄本も確認してみると、

土地の所有者:亡くなった父

となっていた――。

こうした場合には、土地について相続関係や必要な登記手続きを確認する必要が生じる可能性があります。さらに前の世代の名義になっていれば、第7話でご紹介したように、過去の相続関係から確認が必要になるケースもあります。もちろん、必要な確認や手続きはそれぞれの状況によって異なります。

専門的な確認が必要な場合には、司法書士等の専門家へ相談しましょう。

売却するときは、土地と建物の両方が重要です

ここが、今回特にお伝えしたいポイントです。

今すぐ売却する予定がなくても、

「親から相続した実家を、いつか売るかもしれない」

「今は住んでいるけれど、将来どうするかは決めていない」

という方もいらっしゃると思います。

そうした方こそ、売却を決める前に、土地と建物の登記を確認しておくことをおすすめします。

いざ売却を進めようとしたときに、

「建物は自分名義だけれど、土地は父名義だった」

「土地がさらに前の世代の名義だった」

と分かれば、必要な確認や手続きによって、予定していた売却スケジュールに影響する可能性があります。

だからこそ、

「売るときに確認」ではなく、「いつか売るかも」の段階で確認。

まず確認したい3つのポイント

実家や相続した不動産について、まず次の3点を確認してみましょう。

  1. 土地は誰の名義になっている?
  2. 建物は誰の名義になっている?
  3. 登記上の住所は現在の住所になっている?

「土地も建物も自分名義だと思っていた」という方ほど、一度確認しておくと安心です。

もし土地と建物の所有者が違っていても、それだけで問題があると判断する必要はありません。

まず現在の登記内容を把握し、なぜその状態になっているのか、必要に応じて専門家へ確認していくことが大切です。

三愛プラザは「まず確認してみたい」の入口です

三愛プラザでは、

「実家の土地と建物、本当に今の名義になっている?」

という段階からご相談いただけます。

まず現在の登記内容を確認し、

  • 土地は誰の名義か
  • 建物は誰の名義か
  • 登記上の住所はどうなっているか
  • 将来、売却・賃貸を考えているか

などを整理していきます。

専門的な登記手続きや法律上の判断が必要な場合には、司法書士等の専門家への相談をご案内します。

そして、

「いずれ売却したい」
「売るか貸すか迷っている」
「相続した不動産をどうすればいいか分からない」

という不動産の売却・賃貸・管理については、三愛プラザへご相談ください。

土地・建物の登記名義 初回相談無料

「建物は確認したけれど、土地は見ていなかった」

そんな方も、まずは現在の登記内容を確認するところから始めてみませんか?

※三愛プラザでは、登記申請の代理や個別の法律判断は行っておりません。専門的な登記手続きが必要な場合は、司法書士等の専門家をご案内します。
※登記事項証明書等の取得、専門家への依頼、登記手続き等には別途費用が発生する場合があります。

次回・第9話

「実家を売ろうとしたら、名義が父のままだった!」

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